己書ご縁道場と名付けた理由。ご縁を繋げるのが使命と感じた日。
己書師範になるには、己書師範試験がある。
指定のお題を規定時間内に描き上げる事が出来なければならない。
私が己書師範になった頃はこれだけだったが、最近は面接も試験科目に加わった。
私は、己書六期師範になる。
この時、己書師範試験を受けたのは、3人だ。
最近の己書師範試験といえば、200人近い方々が受ける。
とんでもない事になっている。
師範試験に合格すると、自分の道場名を決める。
その道場看板を、己書代表の杉浦正総師範に描いて頂く。
道場名は、先生方によって様々です。
ご自身のお名前だったり、地名だったり。
そんな中、私は、己書ご縁道場という道場名に決めた。
最初から、迷うことなく、この道場名に決めていた。
もし、私がお金儲けが目的で己書師範になっていたら、
己書お金道場💰
なんて、名前をつけていたかも知れない‼️
おそらく、却下されていると思いますが❗️
己書ご縁道場。
この道場名に決めたのには、私なりの理由がある。
今から、もう、10年以上前、当時、私は地元の旅館に勤務していた。
あるセミナーに参加した時に、仲良くなった方々と名刺交換をした。
すると、既に筆文字をされている方々は、筆文字のお葉書を送って来るのだ。
こういう事が、既に習慣化しているのだろう❗️
別に、スルーするなり、メールで返信するなりすればよかったのかも知れないが、私はお葉書を頂いたら、お葉書で返さないと失礼かな❗️
と、律儀にも思ってしまった。
ただ、何で、どうやって書くかもわからないので、フェイスブックで繋がっていて筆文字をやってる方に筆文字講座の事を聞いてみた。
すると、ちょうど10日後くらいに明石で平日にあるよ。
と、教えて頂いた。
これが、いちばん最初の筆文字の師匠。
下やんこと、下川浩二先生との出会いだ。
30人くらい来られていたと思うが、皆さん、かなり個性的。
というより、ぶっ飛んだ方々だった。
服装、雰囲気、顔面。
全てがぶっ飛んでいた。
会場に入った途端に圧倒され帰りたくなったのを覚えている。
事の発端は、セミナーの時ではなく、その後の懇親会の時だった。
近くの居酒屋さんだった。
少し参加者の方は減っていたが、それでも20人くらいはいたかな❗️
始まって1時間くらいした頃、私の向かいに座っていた、今吉康子さんが持って来ていた葉書を一枚ずつ、
参加者の方々に配り始めた。
なんでも島根県から来ているという。
実は、私の地元、島根県に足立典子さんという方がいます。
通称、のんちゃん。
今現在、のんちゃんは癌になっておりまして、出来れば、御葉書を書いてもらえませんでしょうか⁉️
元気づけてあげたいのです。
という事だった。
確か、住所を書いたメモも頂いたと思う。
初対面の方に、会った事のない方に葉書を出してくれと頼まれる。
皆さんなら、どうします⁉️
普通、出しませんよね〜‼️
ところが、何を思ったのか、私は出してしまった。
内容は覚えてない。
この、たった一枚の葉書を出した事で、私の人生の流れが大きく変わって行くことになる。
その時は、そんな予想すら出来なかった‼️
つづく🙇♂️