BLOGブログ

HOME//ブログ//重機オペレーターに憧れて専門学校に行き内装屋から杭屋へ②

ブログ

重機オペレーターに憧れて専門学校に行き内装屋から杭屋へ②



物流倉庫でフォークリフトの仕事をする事になる。
勿論、修行を兼ねてだ。
そこは、たまたま、食料品の倉庫だったので、冷蔵庫の中でフォークリフトを運転する。
確かマイナス21度くらい❗️
初心者なら10分が限度❗️
冷蔵庫前の荷捌き場もかなり温度が低い。
測ったことないので何度かは知らない‼️

資格は持っているといっても、フォークリフトのリーチというタイプは独特の動きをするので慣れるのに少し時間がかかる。
なので、最初は仕事から外れて、ひたすらフォークリフトの運転の練習だ。
だいたい一週間くらいだったか‼️
つくづく自分は素質がないと思った。
講習と実践は、全く違う。

半年程だった時、正社員の話を頂いた。
その時は定職についてなかったので、ありがたい話ではあったが、
一旦正社員になったら、重機の資格を取りに行く時間はなくなる。

迷ったが、やはり重機のオペレーターになりたい。
最悪なれなくても、せめて、どんなもんか試してみたい。
結局、半年でフォークリフトのアルバイトを辞めて、再び重機の専門学校に通い始めた。

半年程かけて次のような資格を取得した。

・フォークリフト運転技能講習
・不整地運搬車運転技能講習
・小型移動式クレーン運転技能講習
・玉掛技能講習
・高所作業車運転技能講習
・床上操作式クレーン運転技能講習
・車輌系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習
・車輌系建設機械(解体)運転技能講習

結構、受講料もかかったが、その時は達成感でいっぱいだったし、資格マニアだったので、なんとなく資格の数が増えると普通に嬉しかった。

それからしばらくブラブラして、車で日本一周したりしていたが、いいかげんに貯金が底をついてきたので、
そろそろ仕事を探そうか❗️
結構、気楽なノリで探してた。
重機に乗れればどんな会社でもいいわ❗️
探してみて初めてわかったのだが、一つの会社で多くの種類の重機を扱う会社がなかなかなかった。

出来れば、クレーンもユンボも高所作業車も乗れるようになりたい。
ある日、求人雑誌を見ていると、企業を紹介する機関‼️
が出ていたので、行ってみた。
担当の方が何人かかわられたが、建設関係専門の方から紹介された会社に興味を持った。
建物の基礎杭を打つという会社だ。

とりあえず面接に行ってみた。
場所は京阪電鉄沿いの萱島本町という所。
寝屋川の近所だ。
はっきり言って町中を歩く時は自己責任でお願いします。
みたいな所だ‼️
その頃は私もかなりヤバイ奴だったので、そんなに違和感はなかった。

という事で、こちらの会社に就職することになった。

普通はすぐに乗せてくれないだろうが、資格をほとんど自分で取ってきたこともあってか❗️
はやくから様々な重機に乗せてもらえた。
改めてわかったのだが、これは遊び半分で乗っているとえらいことになる。
重機とは作業をする上で便利なものだが、反対に動く凶器にもなる。
ひとつの操作を間違えると近くにいる人を危険に晒す事になる。

私は本当に重機オペレーターの才能がないと思った。
何度もクレーンや杭打ち機を倒しかけた事がある。

25tのラフタークレーンを倒しかけた時は、ノコギリでシバかれた。

杭打ち機の操作を間違え、隣のビルに穴をあけたときは、ひょっとしたら死刑かも‼️
と、思った。

こうして、ほとんど毎日下手を打つ日々が5年間。
退職して実家に帰って来ることになる。

今でも思うのは、やりたい事があるなら、とりあえずやってみようということだ。
極める事が出来なかったとしても、そこに後悔はない。
こういう事は、これくらい大変で、こんな感じで、こんなもんで‼️
それがわかるだけでも、やった意味、挑戦した意味はあると思います。

これからも興味を持った事には無謀と誰になんと言われても挑戦していこうと思います🙇‍♂️

ブログ一覧