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えらいこっちゃ‼️ おおいなる選択ミス。新聞配達と空手道部の両立。



今思うと、とんでもない選択ミスをしてしまった‼️

新聞配達と空手道部の両立をするという、あり得ない選択だ‼️

どちらか一つでも、なかなか続かないのに。

私は今でも、崖っぷちに立たないと、なかなか行動しない。
要はケツに火が点かないと動けないタイプだ。



たまたまなのか⁉️
よかったのは両方が崖っぷちだという事だ。

新聞配達は辞めた途端に借入金を全額返済だ。
そんなお金、どこを探しても見当たらない。
当時は大学生がカードを作ってカードローンを組むような時代じゃなかった。
そんな仕組みは、既に出来ていたかも知れないが、そんな概念もなかった。
なので、続けるしかなかった。

当時は、よく質屋に行った。
若い子は分からないと思うが、あの頃は貧乏学生が質屋に行くのは普通だったし、
今より質屋の数も多かったと思う。

また、丁度、都合がいいことに、新聞販売店のすぐ裏に質屋があった。
パチンコ屋の近所にサラ金屋があるようなもんだ。
世の中うまくセッティングされている。
あの頃よく持って行った物は、テレビやステレオだったかな‼️
期限内にお金を納めないと引き取れなくなってしまうので、いつも必死だった。
質流れ〜😝

空手道部にしてもそうだった。
今から35年前の体育会だ。
封建制度やパワハラなんてもんじゃない。
部活を辞めるということは、大学を辞めるということだ。
要するに辞めると何をされるか分からないので、仕方なしに続ける。

今はどうか知らないが当時は行方不明なんて日常茶飯事だった。

そういえば、大昔に、花の応援団という漫画が流行ったのだが、そのモデルになった学校でもある。
先輩にしばかれるなんて事は毎日の事だ。
いつも体の何処かの骨が折れていた。
病院に行くお金がなかったので、テーピングをしていたら、いつも自然に治っていたもんだ。

新聞配達の最中もよく怪我をした。
4年間で3回ほど、ひき逃げにあった。
あの頃は訳のわからない責任感があったのか、ひき逃げの犯人を追いかけるより、
新聞を早く届けなければ‼️
と、思っていた。
朝はまだはやくて真っ暗だし、まさかこんな所に人はいないだろうと思って運転していたのだろう‼️

私は、それから何十年の間に色々な職業に就いたが、比較的、朝、出勤がはやい仕事に就いている人と話していると、
結構、ひき逃げや当て逃げされている人は多い。
ほとんどが泣き寝入りのようだ。
咄嗟のことで、どう判断したらいいかわからないのと、警察呼んで事故証明とったりするのが、面倒くさいようだ。

情けない話だが、あの頃はよく落ちてる物を拾って食べてた。

改めて人間の脳は凄いと思う。
「そんな食べる物なんか落ちてないよ‼️」
そう言われる人がほとんどだと思うが、それは見えないだけなのだ‼️
何故か‼️

必要ないからだ。

わざわざ落ちてる物なんか拾って食べなくてもやっていける人には見えないだけだ。
食べる物も買うお金がない人間には自然と視界に入ってくる。
ある意味、防衛本能が働くのだろうか⁉️

何事も何か新しい事を始めると、最初は難しく、だんだんと易しく、やりやすくなっていくものだ。
学年が上がる毎に習慣化し、効率もよくなり、
留年せずに、なんとか4年間で卒業することが出来た。
こうして、いつも目にする風景が灰色だった4年間が終わった。




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