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苦学生‼️ 新聞奨学生制度にて学生生活スタート。ほぼその日暮らし。



大阪での学生生活は始まったが、とにかく毎日朝3時半起き。
地方から出てきた私には理解出来なかったが、都会には夕刊というのがあるので、
午後3時半からも夕刊配達の仕事がある。
こんな中途半端な仕事があるのか⁉️

1月に大阪入りして、入金までの約3か月の間に仕事に慣れろという段取りだろう‼️

朝刊配達が終わるのは朝7時前くらい。
販売店の賄いを食べた後に学校に行く気には、なかなかなれない。

10時まで仮眠し、開店からパチンコを打ちに行くという、人生において最悪のルーティンを確立してしまった。
それも大学の授業が始まる前からだ。
今から思うと、この頃は神がかり的な勝ち方をしていた。
ほとんど負けた事がなかった。
これが悪い習慣を継続させる原因にもなっていく。

最初に言ってしまうと、大学4年間で楽しい事など、ほとんどなかった。
とにかくお金が無い。
また、9月頃から体育会空手道部に入部したため、辛さと苦しさの度が増していった。

高校の時、空手道部だった、二度とやるまいと思っていたが、やめると何故か物足りなくなって、始めてしまう。
そして、始めた途端にやめたくなる。
何をやってるんだか⁉️

今から35年くらい前の大学の空手道部だ。
パワハラどころの話ではない。
一学年上の先輩としか話すことが出来ない。
要するに、3回生、4回生の先輩とは話すことも許されない。

1回生の時は、先輩の授業に出て出席を取って来ないといけないので、自分の授業に出ている暇がない。
加えて私は夕刊配達があるので、午後2時半には学校を出ないと間に合わない。
卒業するには、4年間で128単位取得しなければならないが、おかげで一回生の時の取得単位は11単位だった。

新聞配達だけでは授業料入金が賄えない。
なんせ、毎年、4月、9月に授業料を納めないといけない。
別の収入が必要だ‼️

深夜に焼肉屋さんでアルバイトを始めたが、全然続かなかった。

そこで思いついたのが🤦‍♂️
当時はペットボトルというのが、まだ普及していなかった。
1リットルのコーラやスプライトを買うとガラスビンだった。
これをお店に持って行くと、30円貰えたのだ。
このビンが新聞配達の途中の道に結構ゴロゴロ落ちていた。
新聞を配ってカゴの中が空いてくるとビンを拾う。
これが結構なお金になった。なんせ、道にお金が落ちてるようなもんだ。
小遣い稼ぎどころか、この頃は生活がかかっていたので必死だった。

もう一つは、この頃の東大阪には古いアパートがいっぱいあった。
今もあるのだろうか⁉️
一度訪ねてみたい気もする。
そんなアパートの玄関先によくエッチな本が置いてあった。
それを貰って帰り。(多分窃盗にはなってないと思うが。)
古本屋さんに持って行って換金してもらう。
ホームレスのおっちゃんがやっている事とほとんど同じだ。

ここまでやって、足らない授業料を4月、9月に納めに行く。
給料日の次の日に200円くらいしか残らない。
つまり、1か月の生活費が200円だ‼️

世の中どうなっているんだ‼️
真っ青な青空がいつも灰色に見えた時期だった。

つづく🙇‍♂️

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