若い頃、なんとか成功したかった。
この頃の成功の定義はお金持ち。
細かい事はよくわからなかったが、将来何になりたい⁉️
と聞かれたら、とにかくお金持ち。
そんな感じだった。

大学の時は本を買うお金もなかった。
新聞配達をして自分で学費を払っていた。
奨学金が入るのだが、そんなものは全く手元には残らなかった。
右から左どころか、働いても働いても常に借金があるような生活だった。

就職したのは大阪の焼肉屋さんだった。
その頃の上司には、なんで大学出てまで焼肉屋に来たの⁉️
なんて聞かれたが、なんの事はない。
大学を卒業する頃はお金など持ってなかった。
空手部にいたが、卒業時に初段、もしくは二段の昇段試験を受けて卒業するものだが、昇段試験を受けるお金もなかった。
なので、スーツ、ネクタイ、革靴、カッターシャツなんて買えるはずもなく、スーツを着なくてもよく、社員寮のある会社を選択するしかなかった。

特に収入が良かったわけではないが、雨風凌げて風呂付🛁、食事付。
ほとんどこれで満足だった。

この頃から本など買って読むようになった。
随分偏っていたと思う。
ほとんどが成功哲学だ。

そんな時、ポール・Ｊ・マイヤーという方の本に出会う。
それがきっかけで成功哲学のプログラムキッドを販売する仕事をする事になる。
カセットテープとテキストがセットになっているのだが、これがフルセットで120万円程する。
ぜんぜん売る事が出来なくて逃げるように辞めた。

とにかく成功哲学と言えば、目標を紙に書け。
と書いてある。

やってはみたが、いっこうに願いなど叶わない‼️
よく考えてみたら紙に書いたくらいで成功できるほど世の中甘くはない❗️
結局その頃は成功哲学など雲をつかむような夢のような話だ‼️
で終わる。

ところが、それから10年程たってから、不動産投資のセミナーで知り合った方に一冊の本をプレゼントされた。
あ〜、また雲をつかむような話の本ですか⁉️
そんな本はこれまでいっぱい読んだけどどうにもなりませんでしたよ〜❗️
と思いつつ、何故か読んでしまった。

そこには、こう書いてあった。

「思考と感情」

えっ‼️
感情って‼️
何‼️

これまで読んだ本には、そんな事書いてなかったような気がする。
見落としていたのだろうか❗️

要は目標を書いた時、その目標が自分がワクワクするような目標でないと叶わないという事らしい。
なるほど、これまでは、とりあえずなんでも書いとけ。
みたいな目標設定をしていた。
車の免許もないのに乗りたくもないベンツが欲しいだの、ビルを建てるだの、ぜんぜんワクワクしない目標設定をしていた。

という事は、自分がどこに行きたいのか、どうなりたいのか、何が欲しいのか⁉️
ある程度でもわかっている方がいいかもね❗️

とりあえず、いっぱい書いてから吟味して要らない目標を削除していってもいいかもね❗️
とにかくワクワクする目標を書いてみることにした。

それでも、まだ信用できませんな〜❗️
ていう方いますよね〜❗️
そりゃそうでしょう、私もそうでしたから。

ところが、ちゃんとデータをとったり、科学的根拠を挙げて説明している方や本もあるようです。
そのひとつが、

「プライミング効果」

というらしい。

これは、先に知覚した事柄が後の知覚に影響を及ぼすという心理作用らしい。

よくピザって10回言って❗️
その後、肘を指差して、ここは⁉️
ピザ🍕　と思わず言ってしまうあれですよ。

なので、自分がワクワクする目標を紙に書き、それを日々読み返しているとその目標達成に必要な情報や事象を自分の潜在意識が引っ張って来るという事のようだ。

私もここまで理解してから目標を紙に書き、日々読み返すようになってから、どんどん目標達成出来るようになった。

皆さんも一度、お試しあれ🙇‍♂️